神戸新聞平和賞の各賞を受けた(右から)中野園子さん、宗景正さん、西垣敬子さん、中右瑛さんら=2日午後、神戸新聞社(撮影・吉田敦史)
神戸新聞平和賞の各賞を受けた(右から)中野園子さん、宗景正さん、西垣敬子さん、中右瑛さんら=2日午後、神戸新聞社(撮影・吉田敦史)

 優れた業績を上げ、社会に貢献した兵庫県ゆかりの個人や団体を顕彰する「第80回神戸新聞平和賞、文化賞、社会賞、スポーツ賞」の表彰式が2日、神戸市中央区の神戸新聞本社で行われた。

 平和賞は、宝塚・アフガニスタン友好協会代表の西垣敬子さん(90)=宝塚市=に贈られた。西垣さんは難民キャンプに物資を届け、大学の女子寮を建設するなど30年以上にわたって同国の支援を続けている。

 文化賞は国際浮世絵学会常任理事の中右瑛さん(91)=神戸市灘区=が受賞。社会賞は、コスモスの会尼崎日本語教室代表の宗景正さん(79)=尼崎市=に贈られた。

 スポーツ賞は、フィギュアスケート・インストラクターで坂本花織さんらを育てた中野園子さん(73)=神戸市東灘区=と、ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのペアで金メダルを獲得した三浦璃来さん(24)=宝塚市出身=の2人。

 表彰式では、神戸新聞社の梶岡修一社長が「皆さんの功績を知った人々は、地域をより誇りに思うことでしょう」などと話し、一人一人の活動をたたえた。

 出席した受賞者は順に登壇。西垣さんはアフガニスタンの女性支援のため、現地で刺しゅうを教えた活動を紹介した。「新聞に取り上げてもらうと驚くほどの糸が集まった」と記事の影響を振り返り、「今回の賞は自分にはもったいないほどの栄誉」と話した。三浦さんはビデオメッセージを寄せ、地元からの支援に謝意を示した。(安福直剛)

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