崩落した歩道=加古川市平荘町小畑
崩落した歩道=加古川市平荘町小畑

 10日午前11時ごろ、兵庫県加古川市平荘町小畑で、ため池を横切る県道の護岸と歩道(幅約2・3メートル)が約70メートルにわたって崩れた。通行人などはおらず、けが人はなかった。兵庫県加古川土木事務所によると、現場では2月末に車道の路面が約30メートルにわたってひび割れているのが見つかり、片側交互通行を実施していた。

 崩れたのは加古川市北部を東西に走る県道神戸加古川姫路線(県道65号)で、現場に配置していた警備員が気付いた。同事務所は応急復旧工事のため、崩落部分を含め約2・7キロを通行止めにした。解除の見通しは立っていないという。

 同事務所は路面にひび割れが生じた原因を究明するため、交通規制を実施してボーリング調査などを進めていた。一部はブルーシートで覆っていたが、加古川市内では9日夕から雨が続いており、担当者は「断定はできないが、ひび割れから雨が染み込んだことが崩落の引き金になったのではないか」としている。

 加古川市消防本部によると、消防庁舎(同市加古川町北在家)の連続雨量は9日午後6時1分から10日正午までで35・5ミリだった。