山の斜面で、スギの木から白く舞い上がる花粉=2025年3月、丹波篠山市内
山の斜面で、スギの木から白く舞い上がる花粉=2025年3月、丹波篠山市内

 兵庫県は24日、スギ花粉の飛散が21日までに県内各地で始まったと発表した。観測地点の全5カ所(宝塚、加古川、たつの、豊岡、洲本市)で確認し、いずれも例年並みの早さという。

 花粉の飛散は、加古川市にある県立健康科学研究所と4カ所の健康福祉事務所で観測。調査用のスライドグラス1平方センチ当たり1個以上の花粉を連続して2日以上確認すれば、初日を飛散開始日とみなす。

 県によると、今年は宝塚市で21日、ほか4市で20日となり、昨年に比べると5日~2週間ほど早かった。スギ花粉の飛散は例年5月ごろまで続く。同県はホームページで飛散状況を公開している。ヒノキ花粉の飛散は、昨年は3月下旬ごろに始まったという。

 花粉症の原因となり、くしゃみや目のかゆみといったアレルギー症状が出るため、県は顔にフィットするマスクや眼鏡の着用のほか、花粉の飛散が多い昼前後と夕方の外出を避けるなどの対策を紹介している。(井上太郎)