兵庫県警外事課の捜査員が勤務時間中に外出先で飲酒やパチンコを繰り返していた問題で、県警監察官室は22日、勤務を怠った警部補や巡査部長、巡査長の9人と、監督責任のある50代の警視ら9人の計18人を処分した。いずれも男性。主導的と判断された警部補(45)が停職6カ月の懲戒。ほかにパチンコや飲酒の回数が多かった3人と上司3人も戒告となった。
監察官室によると、捜査員の1人について「パチスロをしているのを見た」という連絡が5月28日にあり、調査を始めた。飲酒していた捜査員は2~3人で居酒屋や立ち飲み店に入ったりコンビニで缶飲料を購入したりし、パチンコで遊んでいた捜査員は1人ずつで店に行っていた。
それぞれが申告した飲酒回数は、停職の警部補が「約30回」で最も多く、ほかの捜査員を誘っていたとみられている。戒告の巡査部長(37)が「約10回」で続き、他は1~4回だった。
パチンコでは、最も多い「約30回」と申告した50代の警部補が、懲戒に至らない所属長訓戒に。それより回数が少なくても、飲酒が重なった警部補(54)や巡査部長(44)は戒告となった。土山公一・監察官室長は「飲酒後は判断力が落ちて職務執行に支障を来すため、業務には戻れない。その点でパチンコより重く捉えた」としている。
処分を受けた捜査員らは「業務と時間つぶしを混同し、遊んでしまった」「暑いときに長時間、外で仕事をしていると冷たい酒が飲みたくなり、つい飲んでしまった」と話し、調べに「考えが甘かった」「自分が弱かった」と反省の弁を述べているという。























