気球につるした仕掛けを前に笑顔の(左から)才野木啓斗さん、中原湊斗さん、米田隼人さん、抱雄斗さん=尼崎市口田中2
気球につるした仕掛けを前に笑顔の(左から)才野木啓斗さん、中原湊斗さん、米田隼人さん、抱雄斗さん=尼崎市口田中2

 尼崎市立尼崎双星高校(同市口田中2)の宇宙科学部員4人が6月、モンゴル・ウランバートルの大草原で無人気球の打ち上げに参加し、高度約20キロからの画像の無線受信や衛星利用測位システム(GPS)の信号受信などの実験に成功した。気球から撮影した動画には、放球後ぐんぐん高度を上げ、成層圏から青く光る地球を見下ろす様子が見事に映る。生徒たちは「大成功」と喜んでいる。(貝原加奈)