神戸新聞NEXT
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 20日投開票の参院選で、兵庫選挙区(改選数3)には前回と並ぶ過去最多の13人が立候補し、全国屈指の激戦区となっている。神戸新聞社は13人の選挙公報に書かれた言説について、認定NPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(東京)と同一の基準に基づき、真実性や正確性を9段階で判定した。

 判定別に報告する。初回の今回は「根拠不明」。

 選挙公報は、候補者のプロフィルや政策を記した文書で、公職選挙法で各世帯に配ることが定められている。ファクトチェックは事実に言及した部分や、事実かのように考えが書かれた部分を抽出して行った。

 どの候補者にも、明らかな「誤り」は見当たらなかった。ただ、誤りと証明できないものの、根拠や証拠が示されておらず「根拠不明」とした言説は3件あった。(表は選挙公報の並び順、敬称略)

■判断理由の根拠としたデータは以下の通り。

【立花孝志】

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