神戸マラソンをPRする実行委員会事務局の担当者ら。ランナー募集が始まった=神戸市中央区北長狭通4
神戸マラソンをPRする実行委員会事務局の担当者ら。ランナー募集が始まった=神戸市中央区北長狭通4

 11月16日に開かれる神戸マラソン2025(神戸新聞社など共催)のランナー募集が18日、始まった。フルマラソンの定員2万人に対し、初日は午後5時までに5972人(前年同期比2672人増)の応募があった。昨年同時期に比べて2倍近い申し込みという。

 今大会は、折り返しを明石・大蔵海岸まで延ばし、神戸ハーバーランドでゴールする、高低差の少ない新コースを採用。マラソン日本代表選考に活用される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」シリーズにも加盟し、国内外の有力ランナーの参加が期待されている。

 実行委員会によると、初日応募者のうち海外在住者の申し込みは815人で、前年同期比343人増。担当者は「新コースになったことや、神戸空港の国際化などが影響しているとみられる」としている。2人一組でたすきをつないで走る「リレーラン」(定員150組300人)の応募者数は30組60人。

 大会ホームページから申し込み、6月2日午後5時で締め切る。フル、リレーランともに定員を超えた場合は抽選する。結果は、7月3日に通知する予定。参加費は、フルマラソン1万8千円(海外在住者2万4200円)、リレーラン3万400円(2人分)。いずれもチャリティー募金1人200円を含む。(鈴木雅之)