神戸学園都市高の推薦入試で、問題用紙が配布されるのを待つ受験生たち=17日午前、神戸市西区学園西町6
神戸学園都市高の推薦入試で、問題用紙が配布されるのを待つ受験生たち=17日午前、神戸市西区学園西町6

 兵庫県内の公立高校2025年度入試は17日、推薦入試、特色選抜、外国人生徒特別枠選抜、多部制1期試験があった。県教育委員会によると、受験者数は計1万2369人で、欠席者は49人だった。一部では18日も試験がある。合格発表はいずれも21日。

 県教委によると、推薦は全体の定員7700人に対して9916人が受験し、平均倍率は1・29倍。

 特色選抜は、定員1430人に対して1772人が受験。平均倍率は1・24倍だった。外国人生徒特別枠選抜は、6校の定員計18人に対して28人が受験した。平均倍率は1・56倍。多部制1期試験では、4校の募集定員計584人に対して653人が受験。平均倍率は1・12倍となった。

 伊川谷高と伊川谷北高が統合して4月に開校する神戸学園都市高(神戸市西区学園西町6)では、文理探究科の推薦入試があった。神戸市立飛松中3年の女子生徒(15)は「将来は通訳の仕事がしたい。高校ではディベートなどを通してコミュニケーション力を磨きたい」と話し、試験を受けた。(鈴木雅之)