上智大・三浦まり教授
上智大・三浦まり教授

 都道府県版ジェンダー・ギャップ指数は、「何をすれば地域が変われるか」というアイデアを得るために算出している。順位そのものが重要ではない。改善策の一助にしてほしい。

 例えば、県の男性職員の育児休業取得率。3年前にこの指数を出した時、取得率と、県内男性の家事育児時間に相関関係があることが分かった。