2001年8月、任期途中での退任を表明した貝原俊民氏の後を受け、井戸敏三氏は兵庫県知事に就任した。厳しさを増す財政のもと、政策選択のために、民意とどう向き合い、どう語りかけるのか。県民の視点に立つ「参画と協働」を基本姿勢に掲げ始動した井戸県政は、成熟社会を迎える中、「量」から「質」へ、自治体行政も変革を迫られた時代の転換点に遭遇する。(聞き手 論説副委員長・長沼隆之)
2001年8月、任期途中での退任を表明した貝原俊民氏の後を受け、井戸敏三氏は兵庫県知事に就任した。厳しさを増す財政のもと、政策選択のために、民意とどう向き合い、どう語りかけるのか。県民の視点に立つ「参画と協働」を基本姿勢に掲げ始動した井戸県政は、成熟社会を迎える中、「量」から「質」へ、自治体行政も変革を迫られた時代の転換点に遭遇する。(聞き手 論説副委員長・長沼隆之)