長谷川羽衣子氏
長谷川羽衣子氏

 政治家を志す原点は2011年の東日本大震災だった。脱原発運動に加わったが再稼働は止められなかった。地域経済との結び付きの強さも垣間見た。「政治の力がなければ日本を変えられない」と痛感した。

 その翌年、欧州で伸長する環境重視の「緑の党」をモデルにした政治団体の発足に携わった。れいわ新選組の山本太郎代表とはこの頃から交流する。積極的な財政出動で持続可能な社会へ変革を図るグリーン・ニューディール政策を学び合った関係が今に続く。

 環境・経済分野を得意とする論客でもある。党では消費税廃止や反緊縮財政の政策決定に携わり、学識者らとのつなぎ役を担う。テレビの討論番組に出演を重ね、弁舌爽やかに主張をまとめるスキルは折り紙付きだ。

 尼崎は緑の党の仲間と活動をともにした地。「選挙区の立候補ならここで」と党に強く希望した。訴えは一貫している。「首相が掲げる積極財政の中身は大企業の利益と軍事優先。今必要なのは暮らしのための積極財政だ」(小林良多)

【メモ】京都・清水寺のそばで生まれ育った。江戸時代から続く陶工の家系。母親に連れられ、近所の寺で開かれる環境系イベントに参加するうちに、街の景観問題や世界の気候変動が自分事に。経済学者の夫とは食卓を挟んで最新の環境・経済政策論を交わす。2児の母。

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