東京の自宅を訪れた県連幹部の言葉が胸に刺さったという。「尼崎に本物の保守の候補がおらず苦しんできた」。その場で返事した。「じゃあやります」。衆院解散5日前、急転直下の立候補劇だった。
共同通信記者やシンクタンク代表を経て2016年の参院選比例代表で初当選。「朝まで生テレビ!」などのテレビ番組で論客を務めた。政治家への転身は考えたことがなかったが、安倍晋三元首相から「あなたが国会に来たら経済産業省、外務省、自民党議員も変わる」と説得され意を決した。
海洋エネルギー資源開発の重要性を訴え、経産省で担当部署の設置に力を注いだ。環境副大臣では、クマの獣害対策や大規模太陽光発電所(メガソーラー)の景観問題の対応に奔走。選挙の直前まで公務があったが「不利でもきちんとこなす」と迷いはない。
高市首相と同じ積極財政派。円安を是正して原材料高を抑え、企業の余力を賃金に反映する好循環を生み出す必要性を唱える。「国民益と国益のための経済政策を進めたい」(金 旻革)
【メモ】生まれ故郷を襲った阪神・淡路大震災の発生日は黙とうを欠かさない。北朝鮮拉致被害者の有本恵子さんは同じ幼稚園の同窓生で、その父親明弘さんは参院選の選挙演説に駆けつけてくれた。特技のスキーは、ノンストップで何時間も滑るほどの腕前という。
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