山口壮氏
山口壮氏

 -何を訴える

 「対日投資の拡大だ。戦後日本は国内産業保護を理由にほぼ抑制してきた分野。『失われた30年』の原因はそこにある。小規模事業者や中小企業をサポートする基金などで、創業や第二創業を支援していきたい」

 -高市政権の評価は

 「自民への『超逆風』を若干の追い風に変えた。閉塞(へいそく)感打破への期待感が若い人らにある。ただ、首相自身が掲げる政策は進められていない。食料品の消費税率ゼロをやるにしても、経済の実態を強くしないといけない」

 -連立政権の枠組みが変わり、「中道」の名の下に新党が結成された

 「選挙戦への影響はあまりない。公明党とは新進党時代からの関係があり、公明支持者の一部が自分から離れていく不安は今のところない」

 -12区の課題は

 「海も山も豊かな環境で、人口減少が起こっている。ポイントは経済の活性化、新産業の芽をどう育てるかだ。子どもを産み、育てやすい社会の実現も目指す」

(聞き手・佐藤健介)

【メモ】1954年、相生市出身。東大法学部を卒業後、外交官として米国や中国などで勤務。尊敬する政治家は、外務省の先輩に当たる吉田茂元首相。趣味はテニス。心願成就のために禁酒を続けている。座右の銘は「道なきところに道を開き、不可能を可能にする」。

【衆院選の特集ページ】兵庫県内の立候補者一覧