土俵で元気に泣き声を上げる赤ちゃん=南町荒神社
土俵で元気に泣き声を上げる赤ちゃん=南町荒神社

 まわし姿の赤ちゃんを土俵に上げて健やかな成長を願う伝統行事「子どもころがし」が24日、南町荒神社(相生市相生4)であった。砂を付けられて大泣きする幼子たちを、保護者らがいとおしそうに見守った。

 昔から相撲が盛んで、大相撲力士も輩出した同市相生(おお)地区。同神社境内には4本柱を備えた立派な土俵があり、南町連合自治会が中心となって、相撲にまつわる祈りの場を守ってきた。子どもころがしは100年以上前から続くとされる。