木々の間を走るミニモノレール。眼下には揖保川やのどかな田園地帯が広がる=宍粟市山崎町
木々の間を走るミニモノレール。眼下には揖保川やのどかな田園地帯が広がる=宍粟市山崎町

■森林浴18分の車窓から 県立国見の森公園・モノレール(宍粟市山崎町)

 車窓から見えるのは、のどかな田園地帯や揖保川の穏やかな流れ。浮遊感のある景色がパノラマのように広がる。濃い緑に彩られた山肌を白いミニモノレールがゆっくりと登っていく。

 モノレールは、県立国見の森公園(宍粟市山崎町)のシンボル的な存在だ。最大斜度38度の急勾配に敷かれた全長1・1キロを約18分で上る。「森林学習軌道」とも呼ばれ、無料で乗車できる。