■びしょぬれ覚悟の15分 ヨーデルの森・スプラッシュタイム(神河町猪篠)
神崎農村公園「ヨーデルの森」(神河町猪篠)では、24日を除く夏休みの土日曜、祝日に、園内のじゃぶじゃぶ池で水をかけ合う「スプラッシュタイム」を開催している。大人にだって容赦ない。全身びしょぬれ覚悟で、いざ。
園内を流れる猪篠川から水を引いた同池は、水深10~20センチ程度で、暖かい季節は自由に出入りできる。
午後1時から15分間のスプラッシュタイムは、自前の水鉄砲(販売あり)などで互いの体をめがけて撃ち合う。スタッフが飛ばすシャボン玉も的になり、子どもらは夢中で追いかけていた。神戸市立夢野の丘小学校1年、藤井依都(よりと)さん(6)は「しゃがんで水をよけようと頑張った。ぬれちゃったけど涼しくていい」と笑顔。
参加無料(要入園料)。24日は芝生に人工雪を降らせる「サマークリスマス」を実施。同園TEL0790・32・2911
■ずぶぬれで何度も挑む 峰山高原・水上アスレチック(神河町上小田)
標高930メートル。冬場はスキー場としてにぎわう峰山高原(神河町上小田)のため池で、夏には水上アスレチック「ざっばーーんMINEYAMA(ミネヤマ)」が営業する。市街地に比べて5度ほど気温が低く、高原の風の中で爽やかな汗が流せる。
人工雪を作る池を夏にも有効活用しようと、2年前から夏休み期間に開く。
約千平方メートルに、丸太橋や滑り台など、空気で膨らませた遊具が周回できるように浮かぶ。立つだけでもバランス感覚が試されるが、ライフジャケットを着けるので、何度水に落ちても大丈夫。傾斜のあるカーブ道を攻略した姫路市立安室小学校5年生の松尾紗那さん(10)は「勢いをつけて足を止めないようにした。ドキドキだった」と話した。
午前10時~午後4時で50分ごとの入れ替え制。小学生1500円、中学生以上2千円。峰山高原ホテルリラクシアTEL0790・34・1516