飼い主のいない「地域猫」や保護猫活動について考えてもらうポスター作品が、三田市役所本庁舎ロビー(三輪2)にお目見えした。市内の高校生2人が、「猫との共生」の思いを込めた作品で、1月に開かれた市の「高校生議会」での提案が実を結んだ。2人は「たくさんの人が協力してくれてすごくありがたい」と喜び、多くの人の目に触れることを願っている。(黒田耕司)
■正しい知識を持ってもらうよう呼びかけ
飼い主のいない猫を巡っては、多数が殺処分される一方、鳴き声やふん尿なども課題となっている。双方を解決するため、猫を保護し、不妊去勢手術を行い、元の場所に戻す「TNR活動」には、全国の自治体や市民団体が参画する。