2度目の世界大会に自然体で挑む酒井章汰さん=三木市上の丸町、三木スケートボードパーク
2度目の世界大会に自然体で挑む酒井章汰さん=三木市上の丸町、三木スケートボードパーク

 ローラースポーツの世界選手権「ワールドスケートゲームズ2025」のスケートボード部門に、三木高校2年生で生徒会長の酒井章汰さんが2年連続出場する。開催地はブラジル・サンパウロで、14~16日に出場。パイロンの間を縫うようにして速さを競うスラロームで「絶対に決勝に残ってみせる」と闘志を燃やす。(大山伸一郎)

■体験教室で講師役、人間的な成長が競技成績に反映

 昨年、イタリアで開催された同大会に初出場し26位。9歳で始めたスラロームでは久しぶりの大敗となったが、多くの気付きがあったという。「体全体の筋力を使って進む迫力が違った」とレベルの高さに衝撃を受けたといい、トレーナーの指導を受け、この1年で自らの体の使い方を見つめ直した。