三春滝桜の子孫木の根元に設置された銘板の除幕式=海運双子池公園
三春滝桜の子孫木の根元に設置された銘板の除幕式=海運双子池公園

 阪神・淡路大震災の発生後、福島県から訪れていたボランティアが、地元の国指定天然記念物「三春滝桜(みはるたきざくら)」の子孫木の苗木を神戸市長田区内に植えた。その後の区画整理事業などで移植され、所在が分からなくなっていたが、発生30年を前に区が調査を進め、4本を特定。復興と交流の経緯を伝えるシンボルとして、記念の銘板を設置した。(児玉芙友)

■日本三大桜の一つ「神戸の復興の希望に」