西区の学園都市周辺にある５大学と神戸高専の共同利用施設「ＵＮＩＴＹ（ユニティ）」（西区学園西町１）が、来年３月末をもって神戸市に返還されることが１日までに、関係者への取材で分かった。施設の今後について、神戸市企画調整局は「時代変化や現状を考慮し、本年度内には方向性を決めたい」としている。
神戸研究学園都市大学交流推進協議会の前身組織が１９９９年、ユニティを開設。互いに学生を受け入れている大学間で、学生が他の大学の講義を受け、取得した単位を在籍大学の単位に置き換えられる「単位互換講座」の拠点として運営してきた。
