暴行容疑で5日に兵庫県警川西署に現行犯逮捕された無職の男性(89)=大阪府池田市=が連行される途中に体調を崩し、同日午後3時半ごろ、搬送先の病院で死亡した。同署は司法解剖して死因を調べる。
同署によると、男性は5日昼、同県川西市のサクラの野生種「エドヒガン」の群生地で、市内の女性(49)とトラブルになった。駆け付けた同署員が、女性の右腕にかみついたとして、同日午後1時50分ごろ男性を現行犯逮捕した。
男性は容疑を否認。同署員が約200メートル離れたパトカーに男性を連行し、後部座席に乗せたところ、意識がもうろうとしていたため消防に通報した。男性は手錠を外された状態で病院に搬送され、その後死亡が確認された。
連行時、当初は署員が男性の両脇を抱えて歩いていたが、山道があったため、途中から群生地の管理者に借りた担架に乗せてパトカーまで運んだ。男性に外傷はなく、持病の有無は不明という。
同署は男性を容疑者死亡のまま書類送検する。
同署の坂本勝律副署長は「原因など詳細は調査中。逮捕は適正だったと判断している」とコメントした。
























