無免許でひき逃げをしたとして、兵庫県警尼崎北署は２６日、自動車運転処罰法違反（無免許過失運転致傷）などの疑いで、大阪市の無職の男（３６）を再逮捕した。
再逮捕容疑は、９月６日午後６時過ぎ、尼崎市富松町２の県道で、軽ワゴン車を無免許で運転中に信号待ちをしていた乗用車に追突し、Ｕターンした際、後続にいたタクシーにも衝突。乗用車とタクシーに乗っていた２０～５０代の男女３人に軽傷を負わしたにもかかわらず、救護せずにそのまま走り去った疑い。容疑の認否について「全く覚えていない」などと話しているという。
同署によると、男はこの事故から４０分後、尼崎市内で再び事故を起こし、自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）で同署が現行犯逮捕。酒を飲むなどしていたとして同法違反（危険運転致傷）で送検した。調べの中で、富松町２の事故についても男の容疑と判断した。
