西脇市西南部の芳田地区で、カブトムシを地域の特色に加えようと、住民と高校生が奮闘している。芳田自治協議会と西脇北高校生で、今春、カブトムシの養殖場作りに着手。うっそうと茂る竹林から竹を切り出し、チップに加工した。整備した竹林にはあずまやも建て、住民の憩いの場となるよう願う。(伊田雄馬)
カブトムシにとって竹チップは、幼虫を育てる環境にちょうど良く、他の地域でも地域おこしへの活用例があるという。今回のプロジェクトでは、荒れた竹林の整備と集落の魅力づくりの両立を目指して、同高ボランティア部の生徒ら約10人が地域住民と汗を流している。