依頼を受け、網干高校の思い出を歌にした関口哲也さん=姫路市林田町奥佐見
依頼を受け、網干高校の思い出を歌にした関口哲也さん=姫路市林田町奥佐見

 姫路南、家島高校と4月に統合される網干高校のOBの保護者が、息子の野球部時代にできた保護者友達たちとの思い出を歌で残そうと、姫路市林田町奥佐見のシンガー・ソングライター関口哲也さん(46)に作詞作曲を依頼した。関口さんは「網干 藤棚シスターズのうた」という曲を完成させ、2月8日、同町上伊勢の「米ギャラリー大手前」で開くライブで披露する。(藤本賢市)

シンガー・ソングライター関口さん作詞作曲 2月8日、ライブで披露

 依頼したのは、同市の小林さつきさん(60)。長男が2005~07年、同校野球部に在籍していた。試合の応援などをするうち、保護者同士の交流が楽しくなったという。特に保護者会役員だった小林さんら母親4人は、グラウンドの角にある藤棚の下で応援していたことから「藤棚シスターズ」と呼ばれるほど仲が良かった。観光や食事を一緒に楽しみ、親の介護について相談するなど、今も親密な関係が続く。