桜山公園のトイレに絵を描く姫路工業高校の生徒=姫路市太市中
桜山公園のトイレに絵を描く姫路工業高校の生徒=姫路市太市中

 桜山公園(姫路市太市中)を利用する人に親しみを持ってもらおうと、姫路工業高校(同市伊伝居)デザイン科の生徒たちが同公園トイレに、ツバキの花をモチーフに赤や緑を基調とした壁画を描いた。鮮やかな色使いが、トイレらしからぬ楽しげな雰囲気を醸し出している。(橘高 声)

 公園を管理する「姫路市自然観察の森」が、修繕を機に明るいトイレにしようと、壁画の作成を同校と香寺高校(同市香寺町土師)に依頼。香寺高校美術工芸部の生徒たちは今春、同公園東側トイレを動植物の絵で彩った。

 姫路工業高校デザイン科は、西側のトイレを担当。デザインは2、3年生約70人が考えた案の中から選び、1~3年生の有志約25人が実際に絵を描いた。