連携協定を結んだ川西市の越田謙治郎市長(左)と「CHIMNEY TOWN」代表取締役の西野亮廣さん=川西市中央町
連携協定を結んだ川西市の越田謙治郎市長(左)と「CHIMNEY TOWN」代表取締役の西野亮廣さん=川西市中央町

 川西をもっと楽しく、元気に-。兵庫県川西市は7日、絵本作家として活躍するお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(あきひろ)さん(45)=同市出身=が代表取締役を務める「CHIMNEY TOWN(チムニータウン)」(東京都)と包括連携協定を結んだ。エンターテインメントの力でまちの魅力を高めていくという。(貝原加奈)

 西野さんは1999年に川西緑台高校を卒業後、吉本総合芸能学院(NSC)に入り、翌年デビュー。絵本や映画製作などエンタメの世界で縦横無尽に活動する。同社は子どもたちの笑顔をつくることを目指し、2017年に設立した。

 これまでも西野さんの絵本「えんとつ町のプペル」の作品展を市内で開き、絵本の寄贈やふるさと納税の返礼品などで川西を応援してきた。今回、さらに連携を加速させようと協定の締結を決めた。

 市と同社は、地域の活性化や子どもたちの学びの機会づくりに注力することを約束。「キセラホールでキングコングの漫才ができないか」「川西でミュージカルを」。打ち合わせの段階で多くのアイデアが飛び出したという。

 締結式では、越田謙治郎市長が「市長の僕では気付けない西野さんならではの視点がたくさんある。力を借りていろんな仕掛けをつくりたい」とあいさつ。西野さんは「子どもの時、家族で映画を見たのが楽しくて。思い出が街中にある。そんな経験を川西の人たちにたくさん届けたい」と語った。

 4月2日まで市役所1階の入り口に、国内外の多くの映画祭で高い評価を得たコマ撮り短編映画「ボトル・ジョージ」(西野さん製作総指揮・原案)のオブジェを展示している。