職業体験を発案し、最優秀賞に選ばれた西宮今津高校の生徒たち=西宮市古川町
職業体験を発案し、最優秀賞に選ばれた西宮今津高校の生徒たち=西宮市古川町

 西宮市内の公立高校の生徒が市の観光振興策を発表する大会「“やっちゃえ”高校生 JCビジプラ甲子園」が22日、同市古川町のなるお文化ホールで開かれた。5校の1、2年生計7チームが参加。生徒たちはスマートフォンを使った地域通貨の導入やペットと触れ合うイベントなど観光客を呼び込むためのユニークなアイデアを披露した。(西尾和高)

 高校生に自主性や協調性、コミュニケーション能力を高めてもらおうと西宮青年会議所が初めて開催。西宮北と西宮香風からそれぞれ2チーム、鳴尾と西宮今津、市立西宮は1チームずつ参加した。

 同会議所が5~6月に参加校を募集し、学校ごとに生徒3~5人でチームを結成。生徒たちは夏休みに同会議所のメンバーと交流しながらアイデアを練り上げ、大会では独自性や実現性、プレゼンテーション力などが審査された。