市制70周年を祝い、改装されたアステ川西のぴぃぷぅ広場で書道パフォーマンスを披露したメンバーら=8月8日、川西市栄町(提供)
市制70周年を祝い、改装されたアステ川西のぴぃぷぅ広場で書道パフォーマンスを披露したメンバーら=8月8日、川西市栄町(提供)

 音楽に合わせて揮毫(きごう)する書道パフォーマンス。中高生らが取り組む姿は目にする機会が増えたが、川西市では大人の女性たちが大きな筆でしたため、市のイベントなどで観客を沸かせている。中学校の部活動の手伝いなどにも活躍の場を広げるといい、メンバーは「力を合わせて何かをやり遂げる面白さを感じてほしい」と願いを込める。(浮田志保)

 8月8日、35年ぶりに改装された商業施設「アステ川西」で黒のはかまが躍動した。太鼓の音に合わせ、立て掛けた縦横1・5メートルの紙に筆を走らせる。書き上げたのは「新空感始動」。新しくなった同施設1階の「ぴぃぷぅ広場」をイメージしたといい、市制70年を迎えたまちの門出を祝った。