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 酒どころ兵庫県西宮市の酒蔵が敷地を順番に開放し、それぞれの新酒をアピールする「西宮蔵開」が2~3月、酒造6社で開かれる。新型コロナウイルス禍より前の2019年には約3万4千人が訪れた人気イベントで、新酒の販売や有料試飲がある。

 日本酒での乾杯を促す市条例の施行を受け、酒造会社や市などでつくる「西宮日本酒振興連絡会」が14年に始めた。例年6社で開いてきたが、20年は新型コロナ感染拡大のため、3社の日程を残して中断。3年ぶりに開いた23年は3社が参加し、約2万1千人が訪れた。

 市の担当者は「酒蔵を巡り、おいしい西宮のお酒を楽しんでほしい」と話している。同連絡会事務局(西宮観光協会内)TEL0798・31・7821

(山岸洋介)

 日程と会場は次の通り。

 2月3日=「寳娘」の大澤本家酒造(東町1)▽同10日=「白鹿」の辰馬本家酒造(建石町)▽同17日=「德若」の万代大澤醸造(東町1)▽同23日=日本盛(用海町)▽3月3日=白鷹(浜町)▽同9日=大関(今津出在家町)