神戸天然物化学の真岡宅哉社長
神戸天然物化学の真岡宅哉社長

■3年で売上高1.5倍目標どう実現 

 医薬品原料や半導体材料などの化学品を受託製造する神戸天然物化学(神戸市中央区)は、今後9年間の成長戦略をまとめた。営業の強化などで3年後の売上高を現在の1・5倍に引き上げる一方、化学品の研究開発から量産までを一括受託できる強みを伸ばす。就任から2年となる真岡宅哉社長(57)は「抗がん剤などに使われる原薬の受託も目指したい」と、攻めの姿勢を見せる。(横田良平)

 -2027年度の売上高目標120億円の実現策は。