阪急阪神ホールディングス(HD)の嶋田泰夫社長は神戸新聞社のインタビューに応じ、神戸・三宮の再整備のトップを切って、2021年に開業した神戸三宮阪急ビル(神戸市中央区)について、飲食店や高層階のホテルなどの利用が「非常に堅調」と明らかにした。進行中の再整備を念頭に「街の雰囲気がかなり変わった。(周辺事業者と)力を合わせ、三宮を盛り上げたい」と意欲を示した。(大島光貴)
同ビルは阪急神戸三宮駅に直結する地上29階、地下3階で、阪神・淡路大震災で損壊した旧神戸阪急ビル東館を建て替えるなどして開業。駅高架下を含む低層階に飲食や物販などの店舗、中層階にオフィスが入り、17~28階ではホテル「レムプラス神戸三宮」を展開する。