兵庫県内の優良企業や、隠れた魅力があるBtoB(企業間取引)企業の情報などを発信し、大学生との就職マッチングを目指す「Mラボ就活」(神戸新聞社主催)の参加企業と大学キャリアセンターの交流会が3日、神戸市中央区の神戸新聞社で開かれた。
Mラボ就活は昨年12月にスタート。参加企業11社の情報を新聞紙面に掲載したり、神戸市内の8大学のデジタルサイネージ(電子看板)やキャリアセンターに配布したタブロイド紙面などで紹介したりしている。今年4月には、11社によるオンライン説明会を開催した。
今回の交流会では、このうち9社の採用担当者が出席し、自社の事業内容や福利厚生などを大学キャリアセンターの担当者らに紹介。その後、3グループに分かれ、企業と大学側の双方向で情報交換を行った。
建設機材リースのマルイチ(姫路市)の廣瀬一敏副社長は「各大学のキャリアセンターの方と会える貴重な機会だった。他企業の紹介の仕方や資料も参考になった。もっと学生に響く内容に修正していきたい」と語った。兵庫県立大姫路工学キャンパスキャリアセンター(同)の橋本妃佐子さんは「キャンパスがある姫路周辺エリアの企業とも交流を持つことができた。地元の就職を希望する学生に企業の情報を紹介できれば」と話していた。
Mラボ就活の問い合わせは、mlabo@kobe-np.co.jpへ。詳細はホームページ(QRコード)から。