兵庫県内のイカナゴの漁獲量が2025年は63トン(県速報値)と、統計が残る1956年以降で2番目に少なかったことが県のまとめで分かった。海の水温が上がり、栄養も減り、天敵も増える。イカナゴにとってすみにくくなった「三重苦」とも言える状況が原因とみられる。休漁や漁期の短縮に加え、さまざまな策がとられるものの、資源量の回復には至っていない。
兵庫県内のイカナゴの漁獲量が2025年は63トン(県速報値)と、統計が残る1956年以降で2番目に少なかったことが県のまとめで分かった。海の水温が上がり、栄養も減り、天敵も増える。イカナゴにとってすみにくくなった「三重苦」とも言える状況が原因とみられる。休漁や漁期の短縮に加え、さまざまな策がとられるものの、資源量の回復には至っていない。