関西の食品スーパー業界に、首都圏や中四国を地盤とする企業の進出が相次ぎ、「勢力図」が大きく変化している。11月には「オーケー」(横浜市)が大阪府東大阪市に関西1号店を開業。来年1月には兵庫県初出店を予定する。先に進出した「ハローズ」(広島県福山市)や「ロピア」(川崎市)なども店舗網を拡大中だ。迎え撃つ地場スーパーも対抗策に知恵を絞る。(広岡磨璃)
■悲願の進出
11月26日、東大阪にオープンした「オーケー高井田店」。5階建ての自社ビルの地下1階に売り場を構える。開店前には300人以上が並び、30社以上の報道関係者が詰めかけた。