「金利のある世界」の到来で金融機関のビジネスは息を吹き返しているが、懸念材料も出ている。播州信用金庫(姫路市)の和田長平会長(78)は「(回収不能の可能性がある)不良債権の増加」を挙げる。50年以上、金融の世界に身を置いてきた経験から地域経済の変調を見極めつつ、人口減少を乗り切る新システムの取り込みにも余念がない。(聞き手・高見雄樹)
「金利のある世界」の到来で金融機関のビジネスは息を吹き返しているが、懸念材料も出ている。播州信用金庫(姫路市)の和田長平会長(78)は「(回収不能の可能性がある)不良債権の増加」を挙げる。50年以上、金融の世界に身を置いてきた経験から地域経済の変調を見極めつつ、人口減少を乗り切る新システムの取り込みにも余念がない。(聞き手・高見雄樹)