山陽電気鉄道(神戸市長田区)は7日から、2025年の大阪・関西万博のラッピング列車を運行する。公式キャラクター「ミャクミャク」やロゴマークをあしらい、半年後に迫った開幕に向け、機運を高める。
山陽姫路-阪神大阪梅田間を直通特急や特急として走る「5030系」の6両1編成で、1、6号車にラッピングを施し、ヘッドマークを付けて、赤、青、白など万博のイメージカラーで彩る。会場のイメージ図も入れる。2~5号車はドア横にステッカーを貼る。
同社営業課の担当者は「ここまでのラッピングは久しぶり。兵庫から大阪までお客さまを運ぶ鉄道会社として、万博を盛り上げるため力になれれば」と話す。
また、「須磨浦ロープウェイ」(神戸市須磨区)も今月16日から全2両に万博仕様のラッピングを施し、ヘッドマークも掲げて運行する。
いずれも運行は万博が閉幕する25年10月13日まで。(大島光貴)