東海道新幹線60周年のロゴ(JR東海提供)
東海道新幹線60周年のロゴ(JR東海提供)

 JR東海の東海道新幹線と酒造大手の大関(西宮市)のカップ酒「ワンカップ」が、今年10月に開業・発売から60周年を迎えるのを機に、初のコラボ企画を実施する。長年の感謝を込め、12月15日、同新幹線東京-新大阪間の貸し切り車両「ワンカップ号」でイベントを行い、60人を無料で招待する。

 JR東海が大関側に打診し実現した。東海道新幹線は1964年10月1日に開業し、ワンカップは東京五輪が開幕した同年10月10日に発売。ワンカップは66年に駅の売店「キヨスク」で取り扱いが始まったのを機に販売が増加したことや、青と白を基調とした東海道新幹線の色合いと似ていることから、「親近感が湧いた」(JR東海)という。