山梨県と水素活用で基本合意書を締結した住友ゴム工業の山本悟社長(右)と長崎幸太郎・山梨県知事=東京都千代田区
山梨県と水素活用で基本合意書を締結した住友ゴム工業の山本悟社長(右)と長崎幸太郎・山梨県知事=東京都千代田区

 タイヤ大手の住友ゴム工業(神戸市中央区)と山梨県は27日、製造過程で二酸化炭素(CO2)を排出しない「グリーン水素」に関する基本合意書を締結した。既に水素エネルギーを燃料などに使っている同社の白河工場(福島県)に、山梨県が別の企業と共同開発した水素製造システムを導入。2025年に実証実験を始め、グリーン水素への転換を目指す。

■太陽光発電など活用、水を電気分解