「もとまち寄席恋雅亭」のネタ帳を見せる桂春蝶。桂米朝ら上方落語の四天王直筆の演目も見える=神戸市兵庫区新開地2、神戸新開地・喜楽館
「もとまち寄席恋雅亭」のネタ帳を見せる桂春蝶。桂米朝ら上方落語の四天王直筆の演目も見える=神戸市兵庫区新開地2、神戸新開地・喜楽館

■落語家と住民、交わる街に

 「毎回必ず上方落語の四天王の誰かが出ていた伝説の寄席。そやから、どうしても幻になったフィナーレをやりたかった」

 27日、神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)で始まった7日間公演「復活もとまち寄席恋雅亭(れんがてい)」。桂春蝶は高座で寄席の演目と出演者が記されたネタ帳を手に、満員の客席に熱く語りかけた。