日本棋院関西総本部の若手棋士5人が、囲碁の魅力を発信するグループ「IGO INFINITY(イゴ インフィニティ)∞」を結成した。若い世代が気軽に囲碁に親しめるよう、40歳以下を対象にした教室を開講する。
メンバーは、三戸秀平四段(19)▽小西理章(よしあきら)三段(21)=尼崎市出身▽大森らん二段(23)▽塚田千春二段(21)▽安田明夏(あきか)初段(23)=神戸市出身。関西総本部の院生時代にしのぎを削った仲間だ。
10月25日、初めての指導会を大阪市北区芝田1の梅田囲碁サロンで開催。11月から原則毎月第2、第4土曜、同サロンで教室を開く。指導碁や交流対局、講座をしながら、参加者の棋力アップを支援する。講師は5人が交代で担当する。
結成を呼びかけた大森二段は「囲碁はいろんな人とつながれるのが魅力。奥深くてはまりやすい」とPR。「関西で若い世代が囲碁を楽しめる場所をつくりたい。ルールから学ぶ初心者でも、大会に出られるまでサポートしたい」と語る。
開催時間や参加費などの情報は「IGO INFINITY∞」のX(旧ツイッター)、LINEの公式アカウントで発信し、参加申し込みも受け付ける。(小林伸哉)