神社に残る農村歌舞伎舞台で披露された2023年の「但東さいさい」の様子=豊岡市但東町
神社に残る農村歌舞伎舞台で披露された2023年の「但東さいさい」の様子=豊岡市但東町

■2公演観賞、今年のテーマは「演、縁、宴」

 豊岡市内などを中心に9月11日に開幕する「豊岡演劇祭2025」で、神戸新聞社は、貸し切りバスで神戸、加古川、姫路を発着する「豊岡演劇祭観劇ツアー」を同20、21日の1泊2日の日程で開催する。参加者を募集している。(藤原 学)

 今年のテーマは「演、縁、宴」。演劇祭を通し、人と人が出会う様子などを表している。招待演目などの公式プログラムは18団体21演目。公募演目の「フリンジプログラム」には232団体が応募し、約65団体が参加する。

 同ツアーは、兵庫県立芸術文化観光専門職大学の学生と神戸新聞社が企画。20日夜は、地元の神社に残る農村歌舞伎舞台で披露されるオリジナル神楽「但東さいさい」(同市但東町)を鑑賞し、同市役所でのナイトマーケットで各自自由に夕食。21日は、新進気鋭の劇作家、河合穂高さんが第8回(2022年)せんだい短編戯曲賞を受賞した作品「黄色の森」(同市民会館)を上演予定で、観劇後は但馬の小京都・出石に移動。出石そばを堪能し、街を散策する。

 先着40人限定。宿泊はフェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原。1人1室2万7千円、2人1室2万円(演劇チケット、交通費、昼食代など含む)。7日までに申し込む。問い合わせは神戸新聞旅行社TEL078・362・7174(平日午前9時半~午後3時)

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