大蔵海岸の花火大会を見に来た子どもら11人が群衆雪崩で亡くなった明石歩道橋事故からきょう21日で22年。遺族は再発防止を願って体験を語り継いできたが、昨年10月には韓国・ソウルで159人(関連死含む)が亡くなる梨泰院(イテウォン)雑踏事故が起きた。新たな時を刻むことになった地を今春、歩道橋事故遺族の下村誠治さん(65)と三木清さん(54)が訪れ、韓国の遺族と交流した。どんな思いが去来したのか。節目に改めて聞いた。