神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト | バックナンバー | 2025.04
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 722 回4月 の入賞者

※応募総数 333点

一席

一席

『宙を往く 』

山本喜一

淡路市(4月6日)

満開なサクラを背景に綱を渡る獅子。構図が面白く不思議な光景に見えます。ちらっと見える人間の手足が印象的です。(キヤノンEOSR6マークⅡ 24~105ミリ 絞りf9・0 500分の1秒)

二席

二席

『病室での花見 』

宇野徹

明石市(4月7日)

病床をも被写体とする。その精神に感心しました。(ルミックスDC―G9M2 15ミリ 絞りf1・7 60分の1秒)

三席

三席

『生きるとは 』

小嶋英敏

たつの市(3月26日)

狩りに成功したハヤブサ。迫力ある姿で、いいタイミングでシャッターを切りました。(ソニーILCE―1 600ミリ 絞りf5.6 2500分の1秒)

佳作

佳作

『それぞれの春 』

三木操

小野市(4月9日)

花見に訪れた人たちの動きや位置が絶妙です。夕日で照らされた傘の朱色が効果的です。(キヤノンEOSR6 24~105ミリ 絞りf16 80分の1秒)

佳作

『祈る人 』

鳥居竹夫

明石市(3月14日)

街角の神社。小さいながらも存在感は十分で、独特の空気を感じ取れます。(キヤノンEOSKissX7 10~18ミリ 絞りf8・0 60分の1秒)

準佳作

準佳作

『折り返し点 』

浜田修身

姫路市(4月20日)

魚の大群。確かに折り返しているように見えます。(キヤノンEOSR8 17~40ミリ 絞りf5・6 250分の1秒)

準佳作

『黄砂漂う夕焼けの中を 』

岩沢敏雄

加古川市(3月26日)

黄砂の飛来は困ったものですが、ドラマチックな光景です。(キヤノンEOSR6マークⅡ 24~105ミリ 絞りf4・5 4000分の1秒)

準佳作

『桜手水舎 』

山内勝

加古川市(4月3日)

水鏡を上手に利用しました。(ニコンZ7Ⅱ 14~24ミリ 絞りf11 100分の1秒)

準佳作

『ミスった! 』

藤田郁夫

神戸市中央区(4月10日)

事故現場をわかりやすい画面構成で写真に収めました。(フジフイルムX100F 23ミリ 絞りf5・6 950分の1秒)

準佳作

『コスプレーヤー 』

尾上敏明

姫路市(4月20日)

絶妙な瞬間を切り取りました。仮面ライダーの身ぶりがほほえましいです。(キヤノンEOS80D 16~300ミリ 絞りf7・1 200分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『ナワバリだぞー 』

水谷正也

準入賞A

『花より食欲? 』

大谷稔彦

準入賞A

『キリンも春休み 』

伊藤賢治

準入賞A

『サヨナラの明と暗 』

平野栄治

準入賞A

『accident 』

円山嗣夫

準入賞A

『名残り惜しむ 』

田中智子

準入賞A

『立待月と姫路城 』

及川健作

準入賞A

『新幹線も花見 』

中村秀太

準入賞A

『ダークサイドも花見!? 』

清瀬さと子

準入賞A

『UFO 』

中間弘久

準入賞B

準入賞B

『桜の大噴火 』

藤原美義

準入賞B

『野猿食桜湖北之春 』

広瀬毅彦

準入賞B

『日の入の頃 』

高橋三吉

準入賞B

『桜のスペシウム光線 』

辻本晋

準入賞B

『雨の朝 』

米沢貞雄

準入賞B

『二羽のシンメトリー 』

田上利治

準入賞B

『春の甲羅干 』

平井研爾

準入賞B

『雨後の花道 』

星見敏明

準入賞B

『さくらトンネル 』

北本重安

準入賞B

『夜だけどHILTON 』

國本喜和

カメラアイ

地域貢献と写真

  5月上旬、昨年に続き神戸新聞明石写真連盟総会に出席させていただきました。本紙で連載中の企画「ミチタビ」の撮影裏話をテーマに講義をした一方、会員の方から「読者の報道写真コンテストに入選するには」と質問を受けました。

 簡潔な答えはありません。ただコンテストの紙面づくりでは多様なカットを並べるよう心がけています。今回は季節柄、サクラを写し込んだ力作が多く寄せられたものの、花の作品ばかり載せるわけにはいきません。風景、人、動物…とバランスを考えた掲載を心がけています。よって一度に複数枚の投稿は構いませんので、ジャンルを問わずさまざまなカットを送ってもらえれば幸いです。

 また選者は月ごとに変わり個々の選考基準は違いますが、私は寄せられた作品が将来、地域貢献につながる存在になるかも判断材料の一つにしています。ふるさとを再発見したような1枚で、見た人が「訪れてみたい」と思ってもらえるものです。

 コンテストは応募作を競うコーナーですが、同時に地元の魅力を発信する場と考えています。写真を通して皆さんとともに兵庫を活気づけられればと思います。

(映像写真部次長 中西大二)


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