コロナの影響で1年延期された女子ラグビーワールドカップは、初の自国開催のニュージーランド代表(通称ブラックファーンズ)が、6度目の優勝で幕を閉じた。
決勝戦は世界ランキング1位、国際試合30連勝中のイングランド代表に、劣勢と評価される中、最後まで諦めず超攻撃スタイルを貫いた。リスクを覚悟でボールを動かし続けた展開ラグビーは、優勝を勝ち取っただけでなく4万人を超す大観客を虜(とりこ)にし、世界に女子ラグビーの人気、関心を高めた。
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