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 兵庫県と神戸市が、阪神・淡路大震災で親を亡くした「震災遺児」に生活実態などを初めてアンケートしたところ、「専門家による心のケアや癒やしが必要だった」と答えた遺児は46%に上り、うち44%が実際に治療や相談を受けていたことが分かった。

 アンケートは、震災当時、0~19歳だった人が対象。県と神戸市が把握している県内外の419人のうち70人から回答を得た。

 遺児になって困ったことは、「震災のことをあれこれ聞かれるのがいやだった」が41%と最も多く、「親に相談したいことがあったのにできなかった」も27%あった。

 一方、遺児の保護者を対象に養育で困ったことを聞いたところ、約6割が「精神的につらかった」と答えた。

 県などは今後、遺児や保護者21人に聞き取りを行う。(安藤文暁)

2010/12/28
 

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