記事特集
兵庫県は二十二日、阪神・淡路大震災の県内の死者六千四百一人を、一人増の六千四百二人に修正すると発表した。県が市町を通じて再調査した結果、神戸市で二人、明石市で一人の計上漏れがあったほか、神戸市が二人を二重計上していた。これまで六千四百三十三人とされてきた大阪、京都府を含む死者数も六千四百三十四人に修正され、総務省消防庁も同日、発表した。
県は昨年九月から、被災十六市町(当時)を対象として再調査。死者の名前や被災住所地、死因など十項目の情報提供を受け、直接・関連死とも被災地で計上する方針を徹底することで二重計上を排除した結果、神戸市の二人が、直接死と関連死でそれぞれ異なるデータで登録されていたことが判明した。
さらに、(1)明石市民で、搬送先の神戸市内の病院で死亡した一人が明石市で計上されていなかった(2)明石市民で神戸市内で被災し、死亡した二人が神戸市に計上されていなかった-ため、三人の計上漏れが分かった。
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