新ひょうごの医療
インスリンの注射や血糖の測定に使われる装置を示し、「近年の道具や薬の進歩で低血糖は起こりにくくなった」と語る小川渉教授=神戸市中央区楠町7、神戸大病院
糖尿病は全国で推計1千万人以上の患者がおり、国民病ともいわれるほど身近な病気だ。過去50年間で、患者は数十倍に増えたとされる。一方で、治療法は急速に進歩している。鍵を握るのは血糖値のコントロールで、安定すれば合併症の発症を抑え、普通の生活を送ることができるようになった。だが、こうした点の多くは患者や家族以外にはあまり知られていない。無理解が原因で、患者が差別や偏見にさらされることもあり、専門家は正しい理解の重要性を呼びかける。(小尾絵生)
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- 病を知る ひょうご(6)糖尿病
2022/8/14~2022/8/14
糖尿病は全国で推計1千万人以上の患者がおり、国民病ともいわれるほど身近な病気だ。過去50年間で、患者は数十倍に増えたとされる。一方で、治療法は急速に進歩している。鍵を握るのは血糖値のコントロールで、安定すれば合併症の発症を抑え、普通の生活を送ることができるようになった。だが、こうした点の多くは患者や家族以外にはあまり知られていない。無理解が原因で、患者が差別や偏見にさらされることもあり、専門家は正しい理解の重要性を呼びかける。(小尾絵生)








