投資は今や資産防衛の柱で、シニアは意外にアグレッシブ--9000人超が回答した日経マネーの個人投資家調査2025で、世代別に投資スタイルを分析すると、こんな結果が明らかになった。全年齢で2割近くの人が「インフレ対策」を投資目的に挙げ、シニア世代ほど趣味と実益を兼ねる様子が明らかだ。
個人投資家調査に回答した人の金融資産残高をみると、やはり年齢が高いほど多い傾向がある。3000万円以上の資産を持つ人が、40代以下は1割に満たないのに対し、60代は26%、70代以上は42%いる。投資経験が長ければ資産が増えるのが一般的だし、シニアは退職金をもらった人が多いと考えられ、自然な結果だろう。