【ワシントン、イスタンブール共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は11日、児童ら160人以上が死亡したイラン南部ミナブの小学校へのミサイル攻撃について、米軍が誤爆だったと暫定的な内部調査で判断したと報じた。中央軍が国防情報局(DIA)から提供された古いデータを使用して標的を決めたといい、米国に責任があるとした。

 攻撃は米軍の巡航ミサイル「トマホーク」によるものとの見方が出ている。ずさんな標的選定で多数の子どもが犠牲になった可能性が高い。イラン攻撃に対する米国内の支持率は、米国の軍事介入として最低水準となっている。

 トランプ大統領は11日、報道について「知らない」と述べた。

 同紙は「ここ数十年で最大の軍事的な過誤の一つ」だと指摘した。小学校は、米軍が攻撃したイラン革命防衛隊の基地に隣接しており、かつては校舎も基地の一部だった。

 攻撃は初日の2月28日にあった。トランプ氏は3月7日に「イランの仕業だ」と一方的に主張。9日にはトマホークを「イランも持っている」とも述べた。実際にはイランは保有していない。