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女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け駆けだす2区飯塚菜月=25日、京都市内(撮影・中西幸大)
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女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け駆けだす2区飯塚菜月=25日、京都市内(撮影・中西幸大)
女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け走りだす2区飯塚菜月(撮影・中西幸大)
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女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け走りだす2区飯塚菜月(撮影・中西幸大)
女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け走りだす2区飯塚菜月(撮影・中西幸大)
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女子・西脇工の1区塩崎彩理(右)からたすきを受け走りだす2区飯塚菜月(撮影・中西幸大)

 全国高校駅伝は25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着するコースで行われ、5区間21・0975キロで争った女子で5年ぶり9度目の出場を果たした兵庫の西脇工(塩崎彩理、飯塚菜月、吉田優音、井沢奈甫、藤城さくら)は1時間11分23秒で20位だった。

 長野東が1時間7分37秒で初優勝を飾った。

 女子2区。西脇工のエース飯塚が中継直後からギア全開で、前を行く背中をのみ込んでいく。「イメージ通りのレースができた。今までで一番楽しい駅伝だった」。持ち前の勝負強さと攻めの走りで、堂々の区間7位タイ記録だ。

 中継の10分前、いつも通りに電話をくれた吉良監督の「思い切って行きなさい」という言葉に心は決まった。「できるだけ速く、一つでも順位を上に」-。前半から飛ばし、1キロ過ぎまでの登り坂で流れに乗って、圧巻の10人抜き。1、2区での勝負を描きながら27位発進となり「『頑張らないと』という気持ちが空回りした」と悔やむ1区塩崎の思いも背負った走りに「エースとしてレースをつくり直してくれた」と指揮官も納得顔だ。

 偉大なOG田中希実を擁し、最後に全国出場を果たしたのは2017年のこと。以来都大路からは遠ざかり、この5年間で指導体制も変わった。就任3年目の吉良監督は言う。「今回は西脇工女子の新たな伝統を発表する舞台。それぞれが走りで(思いを)表現してくれた」

 部員10人の小所帯は3年生の引退後、1、2年生4人となる。それでも「自分が後輩を引っ張って、来年もこの舞台を目指したい」と唯一の2年塩崎。新入部員を迎える春を経て、再びの都大路へ。ここからまた、新たな挑戦が始まる。

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